B君は、白いエプロンと帽子をかぶり、出来上がったばかりの惣菜のパック詰の作業と、値段つけをしていました。取材の時間がちょうど昼近くだったこともあり、皆さん忙しそうに、手際よくテキパキと惣菜を弁当箱やパックに詰めています。
そのなかで、B君も「次は○○してね」とのお店の人の指示に、機械にもすっかり慣れた手つきで手早くラップをしたり、値段付けをしています。忙しそうに働くお店の方の後について、商品を店頭に並べたりもしていました。見栄えよく商品を置くこと、次に作業する人がやりやすいよう配慮することを教えてもらったりしていました。
B君は、「少ない商品を多く見せるよう陳列するのが難しかったです。あいさつの大切さも学べました。事前に聞いたガイダンスのなかの、『お辞儀の仕方』が役に立った。」と話してくれました。
お店の人は、「よく働いてくれますよ。最初はパック詰のラップの巻き方がちょっと難しかったみたいだけど、しっかり出来るようになりました。」と笑顔で話してくれます。
5日間の体験では、惣菜のほかにも野菜のパック詰や商品の陳列作業もさせていただいたそうです。副店長さんにお話を伺ったところ、「一生懸命働いてくれとるに。あいさつ?ちょっとまだ大きい声が出んかな(笑)。」とのこと。
お店の方達の、お客様を大切にした丁寧な対応や笑顔に、B君も働く事の楽しさと厳しさを知ったことと思います。
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