9月1日(月)から5日(金)までの5日間は、恒例となりました『西中チャレンジウィーク』
1年生が農業体験、2年生が5日間連続の職場体験、3年生が風越山での林業体験をそれぞれ行ないましたが、今回から数回にわたり、私たち地育力スタッフが取材した2年生の職場体験学習の様子を連続して紹介していきたいと思います。
題して『西中チャレンジウィーク』シリーズ!
9月5日、飯田西中学校の生徒が5日間の職場体験を行っている「飯田中央保育園」にお邪魔しました。
昨年、不登校の子どもさんが、同園で5日間の職場体験をやり遂げ、その後保健室へ登校できるようになったこと。その後も自分で連絡を取り、実習中に入ったクラスに遊びにきてくれたこと。を園長先生からお聞きしました。
『思春期の子どもに命の大切さを知らせ、弱者を慈しむ心をもってもらい、いずれ親になっていくであろう人を育てる一助としたい。』
園長先生は、受入れた中学生に何を感じ学んでほしいか、どんな人に育ってほしいか、明確なねらいをお持ちです。未満児クラスを中心に1クラスに1人の生徒を配置させることで、生徒自身誰にも頼らず、自分自身と子どもたちと向き合い、先生方に見守られながら体験を重ねます。
【0歳児・あかぐみ】では、Tさんがスプーンで小さい口に食事を運んでいます。
「初めて働くからきつい事もあったけど楽しいです。小さい子に触れるのは初めです。」
【1歳児・たんぽぽぐみ】では、いとこに1才の子がいるというD君。
「小さな子がスキ!!」というだけあって、子どもへの接し方にも余裕がみえます。今は珍しいさらしのひもでおんぶをしたり、おむつ替えの経験もできたようです。
「一緒に遊んだり、笑ってくれるとうれしいです!」とD君。
「雰囲気や笑顔がいいから子どもにも人気があるんですよ!お兄ちゃんのひざにスポッと入ってネ!」先生方もニコニコと温かく見守ってくださっています。
【2歳児・ももぐみ】に入ったY君は、子どもが大好き。
ハキハキと話してくれます。家庭科の授業で風越保育園に行き、今回2回目の体験でますます“子ども好きの自分”を感じたようです。
「しゃべっている事がわからないけど、何となくわかります。次に何をするかわからないからよく見ないと…。ひざに入ってくると可愛いです。いやされます!!」
体験学習をしながら癒される。これも5日間連続体験の成果でしょうか。既に昼食を食べ始めた子どもたちから「お兄ちゃん、来て!」とご指名です。人気爆発のY君でした。
園内にいると目に入るのが、保育園としてめざす子どもの姿
1.ありがとうのいえる子ども
1.あいさつのできる子ども
1.友だちを大切にできる子ども
1.元気にあそぶこども
まさに社会に出て必要な要素です。家庭・学校・地域、周りの大人に見守られ教えられ様々な経験を通して、子どもたちが将来仕事に就き、自立して生きていける社会人に成長していってくれることを願います。
9.12.2008
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