当市では地育力の向上のために中学生の農業・農家宿泊体験を多くの中学校で取り組みができる様に進めています。
その取り組みの一つとして、先生方に「農業・農家宿泊とはどのようなものか」と分かって頂こうと7月31日(木)・8月1日(金)に千代「ごんべえ邑」と地域の農家で「中学校教諭の農家ホームスティ研修」を行いました。
午後、千代「ごんべえ邑」に集合した後、教育長から地育力の向上で教育委員会が農業体験・農家宿泊を推進する意義、千代の農家の方から体験修学旅行に取り組んだ経過、「ごんべえ邑」をつくった経過、などを聞いた後、農業体験を行いました。
農家の方に指導して頂き、乗用の草刈り機での草刈り・柿の摘果を行いました。柿の摘果の際には、摘果作業の仕方だけでなく、鹿や猪による獣害の現状なども聞きながらの作業を行いました。
一服した後は、竹細工を指導してもらい、夕食に使う食器を製作しました。
夕食時には、農家の方の思いを語って頂きながら、「ごんべえ邑」特製の「どぶろく」で会話を弾ませました。さらに、宿泊先の農家でも、体験修学旅行で子どもたちを受け入れた感動や思いを遅くまで語り合っていました。
二日目は、りんごの圃場での作業を行いました。炎天下の中で、藁を敷く作業を行いました。一服した後、受け入れ農家の栽培品目を実際に見て、どのように栽培・販売をしているのかをお聞きしながら収穫作業を行いました。
今回の研修を契機に多くの中学校で農業体験・農家宿泊を取り入れ、他人とのコミュニケーション能力を高めるとともに、子どもたちが農業の大切さを肌で感じてもらう様取り組んでいきます。
ごんべえ邑ブログ
http://gazoo.com/g-blog/CHIYO_MURA003/index.aspx
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