教育委員会文化財保護係・上郷考古博物館では、市民プール跡地に人形劇フェスタ期間中に設けられた特設会場に於いて、8月8日に「勾玉作り体験」を行いました。
35℃を超える猛暑の中、約70名の親子が秩父より取り寄せた滑石(かっせき)に、まず自分で下絵を書きそれをサンドペーパーでこすり、世界で一つだけの勾玉を作りました。
M小学校3年のまほちゃん、1年のゆなちゃん、T保育園年少のかずき君の3兄弟は、お母さんに見守られ黙々と石をこすります。
爪でこすっても削れてくるほど柔らかい石のため、かずき君にも削ることができます。副産物の白い粉は子どもたちにとって魅力的なもの。指でつまむとサラサラと気持ちよく、「フー!」なんて吹くとワーっと舞い上がります。まほちゃんは自分からやろうと言い出しただけあって、さすがに集中して削っています。妹のゆなちゃんもいい感じで形になってきました。
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