小学生とその保護者約30人が集まる中で、スーパーサイエンス推進事業第二弾「親子納豆作り体験教室」が、旭松食品株式会社の多大なご協力のもと開催されました。
続いて実際に納豆作りに挑戦しました。1時間ほどで蒸し上がった大豆に納豆菌をふりかけ全体に行き渡るように混ぜ合わせ、50グラムずつ慎重にパック詰めを行い、最後に薄いシートをかけ蓋をして下準備が出来上がり。
最初はみんな簡単にできると思っていた納豆作りですが、ちゃんと粘りのある納豆になるためには、
・蒸した大豆の温度が高いうちに納豆菌を混ぜること。
・ボウルやスプーンに雑菌が入らないように細心の注意を図ること。
・1パック50gをきちんと測って詰めること。
ということが大切だとわかり、参加者は意外に手こずりながら慎重に挑戦しました。この納豆は、旭松食品で数日間発酵・熟成していただき、後日参加者の自宅に送られました。
そのほか、国産大豆や輸入大豆など数種類の納豆を試食して当てる「利き納豆クイズ」や、テンペ・チョングッチャンなど海外の納豆の仲間の試食。納豆を使ったレシピをもとに納豆料理を作ってみんなで納豆ランチを楽しむなど、納豆づくしの1日でした。
後日、自宅に届いた納豆を食べた感想をお聞きしました。
・市販のものより豆がやわくておいしかったよ。
・なんとも言えない大豆の味がして良かった。
・市販のものよりちょっと粘りが弱かったかな。
・市販のものよりにおいが少なくてちょっと物足りなかったような・・・
など様々でした。
ただ、自分が作った納豆だったので、皆さんよく味わって食べられたようです。
ちなみに、作った納豆の原料である大豆は、地元飯田山本産。1人4パックも作りました。
お母さんと一緒に参加した小学2年生のMさんは、「豆は国産の方がおいしい。納豆好きなお父さんに1つあげて、残りの3つは自分で食べるの。」と言っていました。
お父さん、しっかり味わえましたか?!
Mさん、自分の納豆でご飯もたくさん食べられたかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿