11月21日(金)に、パワーアップ講座の第4回が開催されました。
今回は飯田教育事務所の本村栄次先生を講師に迎え、『子どもの権利 わたしの願い』をテーマに講義とワークショップを行いました。
まずは、声を出さずにジェスチャーで自分の生年月日をお互いに伝え合い、全員が生年月日順に並ぶという方法でグループ分けをしました。みんな指を使って数字を相手に伝え合い、全員が並び終わったところで、1月生まれの方から正解を発表です。自信を持って並びましたが、前の人の答えを聞いて、「あれ~?違った!」と順番を入れ替える人がチラホラ。言葉を出さずに相手に伝えるのは難しいですね。
その後いくつかのゲームをしました。
『足し算トーク』―――じゃんけんで指を出し、その数を足して、その番号で用意されている質問(「好きな音楽は?」「最近うれしかったことは?」など)に答えます。
「今日、この研修が始まるときに考えたことは?」「人権がテーマなので、難しそうだな、と思いました。」「好きな音楽(歌・曲・アーチスト)は?」「ピアノが好きです」「へ~!」
『何ができるかな』―――2人1組になって同じ方向を向いて座り、後ろの人が前の人に指示を出してパズルを完成させます。
「台形のパズルを角が左下になる向きにして置いて、次に長方形のを・・・」後ろ側の伝える人は正確に伝えていたつもりでも、出来上がった形をみると全く違うものに・・・。
『逆転の発想』―――マイナスイメージの言葉を良く受け止めたて逆転の発想をします。「『気が小さい』を良いと捉えれば?」「繊細!」「優しい」。「じゃあ『臆病』は?」「控えめ」「慎重」「感受性がある」などなど意見がたくさん出ました。
本村先生は、「自分の気持ちを100%相手に伝える事は難しいこと。自分では、相手にきちんと伝わったと思っても、そうではありません。だから、聞く人を尊重して伝えてあげましょう。子どもの話を聞くときは、体を向けて聞いてあげてください。」とお話されました。
「子どもと正面から向き合うこと。」「相手の気持ちを考えてあげること。」大切だと分かっていても、人と話すときに自分本位になっていたり、忙しいと相手への優しさを忘れてしまいがちですよね。余裕のないときこそ、相手への優しさ、尊重を心がけたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿